40代・50代がしがみつく会社の罠(①-6)

会社勤めに悩んでいる2人の従業員のイラスト

以下のような悩みはありませんか?

  • 会社にしがみつくのは厳しい
  • 多くの点で若手と差を感じる
  • ここを辞めても行く末が不安

40代・50代までくると、「会社にしがみつくんだ!」とか言われます。
こういう風説に惑わされてはダメです。

むしろ逆の話で、会社にしがみつく選択は全くおすすめしません。
なぜだと思いますか?

会社に生活の命運を握られるからです。

40代・50代からは、今の会社で以下2つのようなジレンマに直面します。

  • 外に出ても年齢で転職が難しい
  • 残ってもリストラが待ち受ける

基本的に、年齢を重ねていくほど転職の成立が難しくなります。
今の会社にいる間も時間は経ちますね。

一方、会社に残っても、いつまで雇用があるかは不透明です。
70歳定年になれば会社も困るでしょう。

さすがの<br>アナログ
さすがの
アナログ

70歳は努力義務になります。
将来の制度改正へ「地ならし」ということですね。

40代・50代がしがみつく会社の罠…
(何の対策もせず)会社に残れば、八方塞がりになる可能性が高いです。

ねこきち君
ねこきち君

嫌がらせの退職圧力など、突然に始まるニャー
立場の弱い中高年の足元を見てくるニャ!

中高年の転職市場での需要

応募者と面接官のイラスト

最初の書類選考から不利

転職の求人に応募された方は、身をもってご存じでしょう。
中高年への需要の低さに驚きます。

最初の書類選考では、以下の5つが重視されやすいです。

  1. 年齢
  2. 転職回数
  3. 職歴
  4. 志望動機
  5. 学歴

会社による差はあれど、大体は上記の並び順で優先されます。
「2」は会社が敏感だと影響大です。

「3」が書類上の実力・実績、「4」は応募への整合性や熱意を見ます。
中高年なら「5」は参考程度でしょう。

中高年で転職回数が多いと、「3」からの勝負となって圧倒的に不利です。

さすがの<br>アナログ
さすがの
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特に日本では、転職を悪く評価する会社も結構あります。
前社の問題ではなく、従業員に問題があるとされますね。

色々と思うことはあっても、これが転職市場の現実です。
(私たち中高年への需要ですね)

応募書類に時間や労力を注いでも、多くは徒労に終わるので消耗します。

ねこきち君
ねこきち君

年齢的な面から、中高年の転職は限られるニャ!
打開しようと思えば、何か卓越した実力が必要ニャー

面接はハンデが前提

書類だけで決まるのは稀で、普通は1回~3回程度の面接があります。
中高年は実力・実績が前提です。

年代によって、以下の違いがあります。

年代重視点懸念点
若手実力より育成早期の離職
中高年実力・実績人件費の高さ

若手なら育成前提の採用も多く、実力があればなお良しのスタンスです。
近年は若手で高い給与も多いですね。

中高年は実力・実績があっても、人件費を抑えたい対象にされます。
協調性なども心配されがちです。

中高年は否定的なイメージが前提で、面接でもハンデがあります。

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さすがの
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若手が加点法だとすれば…
中高年は減点法でしょうか。

面接で特に失敗せずとも、中高年には少しの違和感で不採用に傾きます。
(採点競技でもありますよね?)

会社は体裁にこだわるので、中高年の採用をためらう心情もあります。

ねこきち君
ねこきち君

おかしいと思っても、転職市場の需要だから仕方ないとされてしまうニャ!
合わせるか撤退するか、どちらかの選択ニャ~

中高年が望まれる転職

せっかく働くのであれば、「望まれて」働きたいのではないでしょうか?
それには需要の高い状況が必要です。

主に、以下の2つへ集約されます。

【会社側に弱点がある】

  • とにかく人手が欲しい

【応募者側に強みがある】

  • 卓越した実力や実績がある

ネットの求人や職安を見ると、一応は条件に該当している案件も多いです。
ただ、真に受けると結果に落胆します。

制度の問題で幅広く掲載しますが、実際は最初から絞っているのです。
人手不足か実力の条件が欠かせません。

中高年が会社から望まれ、採用に至るのは非常に難易度が高いです。

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さすがの
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現実的に考えて、私自身の転職は難しいと悟りました。
独立・起業に向けて頑張る方が納得します。

面接指導で学んでも、どう評価するかは応募先の会社しかわかりません。
(つまり不確実性がとても高い)

40代・50代でこれなので、会社にしがみつくと将来の転職は非現実的です。

ねこきち君
ねこきち君

会社にしがみついて、さらに年を重ねた後の転職は…
希望する会社へ入るには、機会を逸した状況ニャ!

70歳定年は会社が一番困る

70歳定年の自分を想像して憂鬱な男性のイラスト

70歳定年へ向かう法律

高年齢者雇用安定法の改正で、段階的に定年の引き上げを図っています。
基本的に会社は戦々恐々のはずです。

定年(予定含む)と主な懸念点は、以下のようになります。

時代定年懸念点
現在65歳人件費
将来70歳予定人件費と健康

従業員が雇用を希望する場合の話なので、希望しない方もいるでしょう。
ただ生活上、働かないのは厳しいです。

65歳定年の現在でも、会社にとって人件費の削減は欠かせません。
70歳になれば健康不安も高まります。

会社と従業員の双方が健康にも気を遣い、仕事への制約も増えるでしょう。

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さすがの
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70歳定年の問題は複雑です。
会社は“しがみつかれる”期間が延びます。

70歳定年を前提に今が50歳なら、あと20年働く社会になるのです。
(会社は企業体力の向上が必要)

再雇用制度やリストラなどを通じ、会社は対策のレベルを上げるでしょう。

ねこきち君
ねこきち君

再雇用制度の前倒し変更などもあるかニャー
今後、リストラは規模や頻度が増すニャ!

会社はデメリットが大きい

必要な人材を長く雇用できても、70歳定年を歓迎する会社は少ないです。
対策を間違えると経営を圧迫しますね。

以下に3つの原因を挙げてみましょう。

  1. 人件費の負担
  2. 健康や介護への配慮
  3. 組織の硬直化

わかりやすいのは「1」で、給与や社会保険料などの負担が増えます。
65歳から70歳へ5年も延びるわけです。

従業員の健康と家族の介護など、「2」の影響が5年延長されます。
「3」になると社会変化に弱いです。

必要な人材は限られる一方、雇用する従業員への対応は等しく発生します。

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さすがの
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会社からすれば、中高年の採用は極力控えるでしょう。
同時に、リストラも検討せざるを得ません。

65歳定年の今でさえ、私たち中高年は転職市場で需要が低いですよね?
(中高年の人件費は増やしたくない)

70歳定年が実現すると、中高年の雇用自体をさらに厳格化しかねません。

ねこきち君
ねこきち君

70歳定年の理念自体は、とても有意義なものニャ~
でも、理念と実態との間には…大きな乖離があるニャ!

従業員への恩恵は未知数

70歳定年になったとして、「働きたい」と「働かざるを得ない」があります。
働くためには動機も重要です。

主な動機としては以下の2つでしょう。

  • (合う人は)やりがいを感じる
  • 収入源として生活設計に役立つ

仕事内容、人間関係、場所など、会社へのチェックポイントがあります。
前向きに働ければ申し分ないですよね。

生活のため…であっても、自分なりに我慢できる環境は必須でしょう。
当然、必要収入を得る必要もあります。

ただ、これらの恩恵を叶えつつ、会社は十分な企業活動が可能でしょうか。

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さすがの
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このままでは「絵に描いた餅」になりかねません。
制度が有効に機能するか未知数と言えますね。

将来、いくら制度的に70歳までを対象にしても、運用するのは会社です。
(会社の利益を最優先するでしょう)

実際、70歳定年として安定雇用できる会社は、限りなく少ないはずです。

ねこきち君
ねこきち君

この「しわ寄せ」がどこかに出るわけニャ!
職場環境なども変わってしまうニャー

40代・50代のリストラは突然

突然のリストラにあった人のイラスト

職場環境の変更は始まり

リストラは明示されるとも限らず、自己都合へ追い込む形も存在します。
いわゆる陰湿なリストラですね。

例えば、以下のような展開から始まることがあります。

【仕事面】

  • 複雑な仕事を割り当てる
  • 膨大な仕事量を任せる
  • 苦手な仕事を担当させる

【配属面】

  • 意図がわからない出向
  • 閑職に追いやられる
  • 人間関係が難しい部署

会社は仕事と配属のどちらでも、「必要なことだから」とシラを切れます。
リストラと証明するのは至難の業です。

とはいえ、本人はこれまでの会社生活からして、不自然さに気づきます。
物理的・心理的に追い込まれる形です。

突然に職場環境の変更が行われたら、リストラの兆候かもしれません。

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さすがの
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私の場合、突然に閑職状態の日が増えました。
社長からの嫌がらせも、同時に始まったのです。

会社都合だと不利益があるので、自己都合にさせたい経営者などもいます。
(嫌がらせやパワハラをしてまで)

会社にしがみつく場合、こういう可能性も高まることを知ってください。

ねこきち君
ねこきち君

長く勤めた方でも、普通に起こり得るニャ!
突然の変わり身には、悲しみでいっぱいニャー

人件費の何かしらはカット

明示的なリストラですが、生活に直結する話なので従業員には深刻です。
内容に疑問な場合もあります。

カット対象の人件費として、以下のような例が挙げられます。

  1. 賞与
  2. 役職手当
  3. 基本給

「1」は会社の裁量なので、業績によって支給対応を変えやすいです。
「2」は役職定年や降格とセットで。

「3」のカットは退職金も減らせますが、労働条件の不利益変更に絡みます。
原則、従業員の同意が必要です。

社内の士気低下にもつながるため、表立っては行いにくい面もあります。

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さすがの
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私は歩合給のまま閑職にされ、収入が減りました。
社長から説明はありません。

本来、こうした対応は法令なども絡み、会社も安易には使わないものです。
(企業倫理が問われる問題ですね)

ただ、個人で抗うのは難しく、納得いかないまま会社に押し切られます。

ねこきち君
ねこきち君

会社と一個人では、立場の違いが歴然ニャー
(期間の長短を問わず)耐えるか、辞めるかニャ!

早期退職や希望退職なら

リストラと似たようなものに、早期退職や希望退職があります。
従業員の意思という点で大違いですね。

以下にて、主な違いをまとめます。

制度実施時期退職区分
早期退職恒常的自己都合
希望退職期間限定会社都合

どちらも一般的には、退職金や再就職などへの優遇措置があります。
形式としては自由意思の退職です。

早期退職は福利厚生的な一方、希望退職は経営悪化的な背景があります。
リストラに近いのは希望退職の方です。

会社にしがみつくより、現実的に将来を設計できる制度だと思いませんか?

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さすがの
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次の準備に向けて、優遇措置があるのは羨ましい話です。
その他にも、失業手当が出ますからね。

私は前社に請われて入社したものの、結局は退職圧力を受けました。
(長年勤めても安心できません)

自分の経験と照らしても、絶対に他の働き方を準備しておくべきです。

ねこきち君
ねこきち君

いくら従業員が会社を信じても、現実問題として起こる話ニャ!
不利益を被らないよう、主導権がある生活をするニャ~

最後に

本記事(①-6)は、会社にしがみつく選択の厳しさを解説した記事です。
40代・50代からは追い込まれます。

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さすがの
アナログ

70歳定年の件も影響大です。
本当に残れるでしょうか?

違う働き方を検討するまとめ記事です。
>>①-7 40代・50代からは独立・起業 <<

ねこきち君
ねこきち君

①-7は作成中なのニャー
記事が完成したら、青いリンクに変わるニャ!

多くの中高年が会社を追われます。
それなら、自分で働く場所を作る方がいいと思うのです。

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