
以下のような悩みはありませんか?
会社は「人生の大半を過ごす」とも言われます。
仕方ない…で済ませてはいけません。
40代・50代という折に、会社での時間を検証してみるべきです。
なぜだと思いますか?
無駄に失っている時間も多いからです。
40代・50代にもなると、以下2つのような思いもあるでしょう。
- この慣習はいつまで続けるのか
- 会社は意外と時間に鈍感である
昔から時間ばかり使い、見合う成果を感じない行為もあります。
ですが、なかなか現状を変えません。
会社は「時間もコスト」と言いつつ、従業員の時間には無頓着になります。
長い会議(頻繁な会議)は典型です。

アナログ
今回、これまでの“当たり前”を疑いましょう。
初めて見える真実もあります。
会社に時間を吸い取られる日々…
本当に有意義な時間なのか、自分の会社を念頭に読み進めてください。

時間は限りあるものニャ!
自分で強く意識するんだニャ~
会社外でも時間を吸い取られる

通勤は人生最大の時間ロス
ざっと数字を仮定して、実際に計算してみると一目瞭然です。
数字は噓をつかないと言われますね。
便宜上、以下のように簡便化します。
【通勤条件】
- 片道1時間(往復2時間)
- 週5日勤務(1か月が4週)
【累積結果】
- 1年間で480時間
- 20年間で9600時間(400日)
定年まで20年あるとすれば、「好きなことだけできる400日」を失います。
盲点は「通勤時間の変換」であること。
つまり、「1日につき8時間は睡眠」とか差し引く必要がない日数になります。
何に使ってもよい時間(日数)です。
これだけの時間(日数)を、「通勤」で失う意義はあるのでしょうか。

アナログ
通勤の損失がいかに大きいか。
運賃とは性質の違うコストで、時間は二度と戻りません。
「会社は家族」の昔と「利益追求型」の今では、出勤の必要性も違います。
(毎回の通勤は検討の余地あり)
現代は「時間=コスト」とされる以上、従業員側の時間も大切です。

会社が現代仕様になった以上…
従業員側としても、固定観念を打ち破る必要があるニャ!
就業時間外も連絡が必要
会社の外(就業時間外)でも、仕事に追われることがあります。
大体の会社では暗黙の了解でしょう。
例えば、以下の3つが挙げられます。
- (出社前)確認の連絡をする
- (帰宅中)社内連絡を受ける
- (帰宅後)ネットで日報を送る
本来、勤務時間外はオフであり、従業員に仕事の義務はありません。
サービス残業みたいなものです。
「簡単な作業だから(いいでしょう?)」というのは、会社側の発想です。
従業員は時間を吸い取られます。
それに「連絡がくる(連絡をする)」状態では、心が落ち着きません。

アナログ
連絡が頻繁な会社もあります。
経験しましたが、朝から晩まで仕事の気分でした。
「仕事だから」というフレーズで、美徳に考える話ではありません。
(それは“会社の論理”になります)
会社の「おかしい」を、従業員の負担で引き受けさせる形は問題です。

状況次第では連絡が必要ニャ~
でも、それが前提になっている会社はおかしいニャ!
飲み会という名の仕事
仕事終わりに飲み会をする会社は、今も結構あるのではないでしょうか。
気が進まない状況もあるでしょう。
以下に2つのケースを例示しました。
| 状況 | 目的 | 話題 |
| ケース1 | ストレス解消 | 会社のこと |
| ケース2 | 節目を大切に | 場に応じて |
「1」の多くは唐突に決まり、発散するタイプの方は盛り上がります。
話が尽きず長時間になりがちです。
「2」はある程度の前触れがあり、公的な雰囲気で行われます。
歓迎会、送別会、忘年会などです。
飲み会のケースを問わず、必要な場合もあれば負担が大きい時もあります。

アナログ
人の入れ替わりが多い職場は、機会が多くて大変です。
毎回参加の人はたまりません。
飲み会の企画や参加も、積み重なると相当な時間になります。
(これも会社に使っている時間ですね)
私たち中高年はリスキリングも必要なため、帰宅後の時間は貴重なのです。

今は昔と違って、個人の時間も尊重される時代ニャ!
会社外の時間はなおさらニャ~
会社のしきたりが時間を奪う

会議の長さを成果と思い込む
会議が必要以上に長くなるのは、多くの方が経験済みではないですか?
明確に原因があります。
ほとんどは以下の3つが原因です。
- 会議の目的がよくわからない
- 司会者がうまく仕切れない
- 発言が脱線したり冗長である
「1」は参加者の選定基準や内容の周知など、事前準備の段階ですね。
「2」は必要な権限と能力があるか。
「3」は参加者の意識と司会者のコントロールで防げます。
つまり全員の「共同作業」なわけです。
会議が押せば通常仕事も終わらず、残業などで予定外の仕事を増やします。

アナログ
会議が目的化されがちです。
「長さ=成果」と誤解します。
会議と成果を紐づけて検証しないため、長い会議は一向に改善されません。
(会議の時間と成果を指標化して検証)
会社として改善しなければ、従業員は黙って参加するだけにもなります。

有効な会議も当然あるニャ~
でも、時間の密度が大切ニャ!
稟議書の作成や根回し
申請する計画の重要度に応じ、会議を省く目的でも運用される制度です。
ところが、稟議に時間を要する会社も…
稟議遅れを招く要因は、以下のように紙と電子どちらにも存在します。
【紙】
- 承認(決裁)者の会社不在
- 机上の書類に埋もれて放置
【電子】
- 扱う人のITスキル不足
- 運用トラブルや障害発生
現代は色々な場面で、「紙かデジタルか」という問題に遭遇しますね。
状況次第で適切な形は違うと思います。
スムーズに管理できれば紙で済みますし、それが難しいなら電子でしょう。
どちらが正解とかありません。
稟議の形にこだわるあまり、時間を浪費する本末転倒なケースもあります。

アナログ
判断する本質は、「コスト」対「効果」でしょう。
コストは費用と時間ですね。
また、「承認をもらう側」とすれば、たびたび稟議に介在するのは大変です。
(稟議の遅い方もいますしね)
承認自体は大事ですが、従業員個々の時間や労力も考えるべきです。

しきたりを守ることで、意外と時間を吸い取られるニャ!
体裁を気にするのも問題ニャー
アリバイ作りのような残業
残業にも、「必要なもの」と「(実質)不要なもの」があると思います。
会社で不要な残業をしていませんか?
以下のような状況があるはずです。
- 定時帰りはやる気なしと思われる
- 周りがみんな残業している
- 年長(中高年)が先に帰りにくい
そのため、今日やる必要のない残業が発生するのでしょう。
あたかもアリバイ作りのように。
会社というのは不思議で、仕事の進捗を問わず帰れないこともあります。
帰る人を妬むような雰囲気だったり。
残業の必要性が低ければ、本来は翌日以降の就業時間内に行えば済みます。

アナログ
会社という場で、理性より情緒が優先する例ですね。
生産性や意欲に弊害が出ます。
変な慣習が(避けられたはずの)残業代を生み、従業員の時間を奪います。
(全体的に相当な損失です)
就業時間内に仕事を済ませたなら、むしろ評価される方が健全ですよね。

残業になった背景が大事ニャ!
然るべき理由がないとすれば、本来は大問題ニャー
日常業務で発生する時間ロス

担当者が計画性なく進める
毎回のように計画も立てずに進め、指示を出す担当者はいるでしょう。
多くは業務の中断や修正の連続です。
役割の違いを以下の表で確認します。
| 役割 | 優先事項 | 考えの起点 |
| 担当者(主) | 計画の立案 | 出口から |
| 構成員(従) | 具体的業務 | 入口から |
担当者は案件を管理する手前、全体像を把握している必要があります。
ゴールから逆算できる立場です。
計画の精度を高め、構成員が目の前の業務に専念できる環境を用意します。
経営陣と従業員の関係も似ていますね。
計画性が低いと待ち時間や探し物が増え、何度も時間ロスが発生します。

アナログ
本来、担当者を監督する立場も必須のはずです。
何か問題があれば、会社の責任となりますからね。
担当者の責任として、会社(経営陣など)が関与しないケースも多いです。
(程度によっては責任放棄でしょう)
ボトルネックの状況に応じ、会社がきちんと管理する必要があります。

何のリスクも考えず、担当者に丸投げの会社も多いニャ!
時間ロスの意識に乏しいニャー
負担を引き受けるフォロー
繁忙期や欠員時など、同僚や他部署をフォローする機会もあるでしょう。
不満を感じるフォローになりがちです。
以下、2つの面から考えてみます。
【実務面の難しさ】
- 相手の状況に詳しくはない
- 自分も忙しい時が多々ある
- 適切な仕切り役が不在の時
【感情面の難しさ】
- 立場に応じた加減が難しい
- 横柄な態度で頼まれる
- 都合のいい人にされやすい
実務面でうまくいったとしても、感情面でマイナスな対応もあります。
その逆もまた然りですよね。
同じような事象でも、状況に合った対応(=TPO)が求められます。
当然、結構な時間と労力が必要です。
会社はフォローに至る背景を認識し、必要な措置を講じるべきでしょう。

アナログ
フォローへの評価も大事です。
誰かの善意にばかり甘え、何も対策しないのはいけません。
会社によっては、人海戦術的なその場しのぎのフォローも多いです。
(従業員の理解と納得があればOK)
ただ、駆り出された人は予定が狂い、負担を一手に引き受ける形です。

続くと不公平感が募るニャー
何らかの形を通じて、報われるフォローであるべきニャ!
状況を察しない行動もある
会社は色々な人が集まる以上、ある程度は連絡方法も管理すべきでしょう。
不用意に相手の時間を奪うからです。
日常よくある場面について、以下に3つの例を挙げてみます。
- 忙しい時に来て話しかけてくる
- 用件はいつも電話(内線)ばかり
- 細切れなメールを数多く送られる
「1」は状況を見てから話すべきです。
「2」だと業務が中断しやすいので、重要事項の時だけ手短に。
「3」はそこまで緊急性がないものを、内容が固まってから送ります。
いずれもTPOを考えて行うものです。
個人の行動でも組織運営の支障なら、会社が主体的に改善すべきでしょう。

アナログ
予期せず、状況を察しない行動は起こります。
時間や意欲を奪われますね。
会社の人間関係などから、従業員として直接は指摘しにくいものです。
(普通の心理だと思います)
その点、会社が率先して取り組み、仕事環境の時間ロスを対策すべきです。

仕事環境を整えるのも、会社の役目だと考えるニャー
人任せで放置はいけないニャ!
最後に
本記事(①-4)は、会社に吸い取られる時間を解説した記事です。
なぜ有効に使えない?と思うでしょう。

アナログ
会社というのは性質上、何かと時間を要する場所です。
集団生活の宿命と言えますね。
今の会社に染まると社外で通じません。
>>①-5 社外で自分が通じないという現実 <<

①-5は作成中なのニャー
記事が完成したら、青いリンクに変わるニャ!
失われる時間に敏感であってください。
「ゆでガエル理論」のように、少しずつの変化には気づきにくいのです。
※「記事一覧」へ
