
以下のような悩みはありませんか?
若い時には中高年が報われる仕組みで、いざ中高年になると正反対。
会社で報われにくい世代ですよね。
多くの場合、現代の中高年が会社に適応するのは容易じゃありません。
なぜだと思いますか?
昔より会社にギャップがあるからです。
現代の社会変化は速いため、以下2つのような現象が起きます。
- 若い時に学んだスキルは陳腐化
- 次々と新しい適応が必須になる
もちろん時代が変わった以上、ギャップに適応しなければなりません。
事実、取り組んでもいるでしょう。
ただ、適応が難しいケースもあります。
一概に努力不足と考えず、苦労する本質を知るべきです。

アナログ
昔と今では、会社の状況が何かと変わっています。
私もリスキリングの連続です。
中高年は会社にギャップを感じる…
ギャップの根本を知り、会社依存にならない対策を進めましょう。

中高年が入社した時(若い時)を確認するニャ~
昔の制度や文化にも注目ニャ!
「会社は家族」と言われた時代

会社(経営者)の視点
親子関係で考えれば、親の立場にあたると考えられるでしょう。
従業員への権限と責任をもちます。
以下は、昔の会社に多かった特徴です。
【生活面】
- 定期的な社員旅行や懇親会
- 社宅や保養施設の優遇利用
【仕事面】
- 独特かつ属人的な社内スキル
- 技術習得には時間を要する
生活面は、法定外福利厚生の充実が特徴的でした。
(良し悪し、好き嫌いとは別の話です)
仕事面は、終身雇用や年功序列と整合性がありましたね。
(時間をかけた貢献と報酬が一致する)
総じて会社は、従業員の生活や仕事に寄り添っていたスタンスです。

アナログ
昔からの慣習などで、何かしらは後年まで残ります。
私は20代・30代の頃、昔からの制度を経験しました。
「会社は家族」のモデルが、長く標準的な会社経営とされていたのです。
(当然、従業員もその意識でいます)
従業員への責任で言えば、現代よりも多く引き受けてくれた時代でした。

今は利益にシビアな時代ニャー
昔からある会社も、以前のような余裕はないニャ!
従業員(雇われ側)の視点
親子関係で考えれば、子の立場にあたると考えられるでしょう。
会社に生活を守られる形ですね。
昔の会社は、以下の2つが重要でした。
- (自分で考えず)指示通りやる
- 何事も「石の上にも三年」で我慢
「1」で指示待ち人間に育っても、終身雇用であれば問題ありません。
(社外に出て困りはしない)
「2」は会社(仕事)で我慢さえすれば、年功序列にて報われます。
(状況を問わず、我慢が美徳でした)
つまり会社に従えば、生活が保障された雇用環境だったわけです。

アナログ
年功給の要素が高いですね。
従業員の人生ステージを考慮した給与体系です。
昔ほど成果は二の次で、年功(勤続年数や年齢)で評価していました。
(良し悪し、好き嫌いとは別の話です)
「真面目に働けば出世する」…そんなふうにも言われた時代でした。

今は成果やITを重視ニャ!
昔とは大きく変わったニャー
中高年のこれまでの歩み
これまで、会社と従業員の視点それぞれから見てきました。
昔の“当たり前”を思い出しませんか?
昔と今で、会社と従業員のギャップを端的にまとめます。
| 時代 | 会社 | 従業員 |
| 昔(若い時) | 会社は家族 | 年功を重視 |
| 今(中高年) | 利益追求型 | 成果を重視 |
昔と今の差が大きい会社ほど、適応が難しくなるわけです。
順応性が高い若手の時ならまだしも。
若い時には年功給で抑えられ、中高年になった現代では疎まれます。
今は自己責任でリストラの的です。
「バブル~就職氷河期」頃の入社組が、今の中高年の多くを占めますね。

アナログ
バブルは経験していません。
就職氷河期が直撃しました。
ギャップの根本は、今の中高年と社会変化のタイミングにあります。
(一概に努力不足とは言えません)
ただ、理解してもらえない会社だと、中高年への当たりは冷たいでしょう。

中高年で負担が集中ニャー
現代の会社勤めは大変ニャ!
三種の神器は大きく変わった

昔の高度経済成長を支えた制度
「終身雇用」、「年功序列」、「企業別組合」などです。
時代に合った制度として成功しました。
主に、以下の5つがうまく機能します。
- 人口構成
- 国の(潜在)成長力
- 経済政策
- 世界情勢
- 当時の人心
国内外で大きな需要があり、安定的な供給体制が肝要でした。
そこで三種の神器(日本型経営)です。
国や人口に勢いがあり、現代ほど生活や価値観の多様化もありません。
のちに国民総中流社会を実現します。
長く有効に機能した手前、制度を大きく変える時期は遅れましたね。

アナログ
働く側に恩恵も多い制度です。
ただ、環境が変わった現代では、その弊害が生じます。
今の会社制度と違い、従業員の依存度を高める制度でした。
(旧来の制度に慣れた人ほど大変です)
現状に疑問をもち、打開すべく自助努力をする意識が希薄になります。

もう会社任せは卒業なのニャ~
これからは主体性が大事ニャ!
今は自分で神器を備える時代
現代は、昔のような国レベルの絶対的神器がありません。
「個」の時代になりました。
事実、神器の性質が以下のように大きく変わったと思います。
【高度経済成長期】
- 会社が従業員に用意した制度
【現代】
- 従業員が備えておくスキル
高度経済成長期の神器(終身雇用、年功序列、企業別組合)は制度です。
「会社は家族」でしたからね。
現代の神器は、(国全体でなく)業種、会社、個人で異なります。
「各々で何が必要か?」です。
昔と今の神器を比べても、会社の従業員へのスタンスは大きく違います。

アナログ
私たち中高年も、各自に必要な神器を備えましょう。
自分が望む将来から逆算して、何を学ぶか考えます。
以前、「IT」、「会計」、「英語」の三種をよく耳にしました。
(実際、自分の仕事次第だと思います)
私は「IT」と「会計」に加え、(英語ではなく)「経営」を学びました。

神器は数の問題ではないニャ!
必要なものだけで十分ニャ~
中高年は今の神器(IT)が壁
今の時代、仕事で何かしらのITを使う機会は多いでしょう。
特にパソコンがいい例です。
以下のようなシーンで困りませんか?
- パソコンの設定や環境変更
- なじみのないソフト(アプリ)
- コミュニケーションツール
- クラウドを使った共同管理
- イレギュラー画面になった時
ある意味、仕事の本質(目的)とは関係ないことだったりします。
やり方やツールは「手段」ですからね。
ただ、会社だと常に「周りと合わせる」必要があります。
これは会社員なら仕方ありません。
今後の社会でも、ITは優先度の高い神器であり続けるでしょう。

アナログ
私自身、超アナログですが…
仕事上で必要なITに関しては、これからも学び続けますよ。
ITは日々進化(変更)するので、たびたび扱うシーンが発生します。
(要求されるレベルは会社次第です)
特に私たち中高年は、こうしたIT作業が一つの壁(課題)になるでしょう。

ITは継続的に学ぶことニャ~
簡単なことから少しずつニャ!
リスキリングに追われる中高年

昔の教えは属人性が高い
昔はOJTだけで、一人の上司が全てを教える形も珍しくありません。
今より汎用性や計画性が低い時代です。
主に、以下3つの理由が挙げられます。
- その会社独特のやり方が多い
- 上司の意向に左右される
- 勘や思い込みの教えもある
昔はITなどによる標準化も難しく、属人的なスキルになりがちです。
社外で通じるスキルとは限りません。
上司も時間に追われるため、隙間時間で急に開始・終了もあります。
まとまった理解が難しい状況です。
能力開発が整備されている現代とは、どうしても差があったでしょう。

アナログ
早出で教えてくれた上司の方。
我流でも熱意ある指導でした。
ただ、その会社固有のスキルも多く、現代ではITで代替されてもいます。
(若い時に学んだスキルの陳腐化)
今の中高年にとっては、長期的なキャリアになりにくかったでしょう。

若い時の経験が活きないニャー
中高年で“新人”状態ニャ!
今は画期的で多彩な能力開発
今は能力開発ひとつとっても、複数の担当者で綿密に行う形が多いです。
従業員のキャリアを考慮して進めます。
特に、以下の2つは画期的です。
- オンライン研修(個人/集合)
- e-ラーニング(自習)
現代では「何が画期的?」と思うかもしれませんが…
今の中高年が若い時にはなかったです。
ITツールを用い、能力開発の内容や程度に応じて提供されます。
階層や所属なども考慮しつつ。
若い時からこの環境があれば、キャリア形成とIT慣れに貢献しますね。

アナログ
今は汎用性の高いスキルなど、会社から体系的に学べます。
とはいえ、中高年にはギャップが大きいのです。
昔の教育で中高年まで来た人が、急に今の環境に置かれても戸惑います。
(今の“当たり前”に慣れていない)
中高年のリスキリングに対しては、会社や若手の理解も重要なのです。

周りの理解がないと大変ニャ!
白い目で見られるニャ…
中高年は社外に通じるスキルを
いずれにせよ、中高年としては必要なスキルを身につけましょう。
社外でも通じるスキルが必須です。
昔と今で、会社と中高年のあり方を端的にまとめます。
| 時代 | 会社 | 中高年 |
| 昔 | 年功序列 | 社内スキル |
| 今 | 若手重視 | 社外スキル |
昔の年功序列とは違い、今の会社が若手重視なのは周知の事実ですね。
中高年は会社を追われる立場ですから。
生活を守るため、(在職中でも)社外で通じるスキルを学びましょう。
リスキリングは中高年を助けます。
会社に依存しないで生活できる「根拠」を準備しておこうという話です。

アナログ
私は社長の退職圧力を受けて、準備を進めましたが…
もっと前の段階から、自発的に始めるべきでした。
リスキリングの目的は、今の会社にしがみつくためではありません。
(今の会社にこだわらないこと)
この先に取れる選択肢を増やし、自分の仕事人生を延ばすためです。

まだまだ長い仕事人生ニャ!
自分で切り拓く力も必要ニャ~
最後に
本記事(①-2)は、会社と中高年のギャップを解説した記事です。
現代では折り合いにくい関係でしょう。

アナログ
中高年の雇用は、今後ますます不透明な状況です。
会社は性質が変わりましたね。
一方で、変わらない問題点もあります。
>>①-3 職場はやるせない理不尽ばかり <<

①-3は作成中なのニャー
記事が完成したら、青いリンクに変わるニャ!
会社に所属する必然性はありません。
これまでの“当たり前”は、これからの「当たり前」ではないです。
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